今月は、お盆休みがある方も大勢いらっしゃるでしょうね。
あなたは、実家に帰省されますか?じぃじやばぁばも、久しぶりに実家に帰ってくるあなたや可愛い孫を心待ちにしていることでしょう。
いくら注意はしていても、夏のおでかけは心配事がいっぱい。
特に、まだ判断力も表現力も体力も十分でない乳幼児連れの場合は、親のちょっとした油断が命に関わる大事故につながります。
ここには、最低限押さえておきたい夏のおでかけ対策のポイントを紹介します。
【熱射病対策】最高気温になる昼過ぎは、屋内の涼しいところに避難。
高温や高湿度で脱水症状を起こすことを熱疲労といい、さらに体温調整ができずに高温になってしまうことを熱射病といいます。
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熱疲労の場合、汗をかいてぐったりし、顔が青冷める。
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熱射病の場合、汗をかかずに顔が真っ赤になるのが特徴。
どちらも涼しいところで横にして、水分補給をすることが原則だが、意識低下が見られる場合には直ちに救急車を呼ぶことです。
濡れたタオルで全身を拭き、うちわであおぐと効率よく体温を下げられます。
【POINT】
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水分補給は頻繁に
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頻繁に日陰で休憩
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風通しのいい長袖・長ズボン
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首筋を帽子で保護
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うちわは便利
【長時間ドライブ対策】
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1時間おきくらいに停車して休憩をとる。
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チャイルドシートにくくりつけられている状態は乳幼児にとっては過酷。
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1時間から1時間半に1度はチャイルドシートから降ろすべきとされている。
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走行中の日光の角度にも要注意。
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子供の座席に日光が当たらないように、サンシェードなどを用意しよう。
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車内で退屈すると子供はじっとはしてくれない。そうなったら、しつけなどとは言っていられない。
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お気に入りの絵本や、新しいおもちゃ、お菓子などを用意して、ご機嫌をとるしかない。
【POINT】
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1時間に1度くらいチャイルドシートから降ろして休憩
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日差しに注意。必要ならシェードを使用
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退屈対策のため、お気に入りの絵本やDVDを用意する
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絶対に車に置き去りにしない
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携帯用トイレを用意する
FQ JAPAN Vol.15(2010年6月1日発売号)P42より抜粋
せっかくのお休みです。健康に過ごしたいですよね。参考にして下さいね。