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2015.12.14に、セミナー「第六回 行動する勇気LIVE」に参加しました。
プレゼンテーターは、弁護士の菊間千乃(きくま ゆきの)氏と若き起業家杉山大輔氏のお二人でした。菊間さんは、ご存知元フジテレビのアナウンサーです。
菊間千乃さんのエピソードといえば、やはりマンション5階からの転落事故ですね。この大事故にもめげずに、今度は弁護士に挑戦されました。
僕は、最初「ミーハーな女子アナ」と「弁護士」との構図が結びつかなかったのです。でも、直接お話を聞かせて頂いて、僕の安直な考えを恥じる結果となってしまいました。彼女は、35歳でフジテレビを退職し弁護士試験に挑戦したのです。
菊間氏のセミナーの一部をご紹介します。
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私は33歳でロースクールに入学しましたが、何かにチャレンジするのに年齢は一切関係ないと思っています。プライドを取り払えば、何歳からでもどんなことでも始められ、いろいろなことを吸収できます。
「わかりません」と素直に表現できる人は、吸収する力が高いと思います。わかっていますと言う人にそれ以上のことを教えようとは思わないけれど、わからないから教えてと言う人には、何でも教えてあげようと誰もが思います。
わからないと言える人は、吸収する速度や、情報をキャッチしようとするアンテナの張り方が違います。「今さらそんなこと聞けない」と考えず、聞こうと行動することが大切です。
皆さん理想とする自分があって、本当の自分とのギャップを埋めようと背伸びをするから無理が出てくる。自分の今のレベルを認めたら楽になるし、プライドもなくせます。自分はこの程度の人間だと卑下するのではなく、少なくともここまではあると自信を持つことです。
自信というのは、「私はすごい」ではなく、今の自分をありのまま受け入れることだと思います。もしかしたら、受け入れることが怖いから背伸びしてしまうのかもしれませんけどね。

彼女は、幼い時から準備万端な生き方をされてこられました。フジテレビのアナウンサーになるためには何をすればいいのか、何を身につければいいのかを考えて必要な才能を磨いてこられました。そして、弁護士になるために一日17時間も勉強してきたということです。
優しい語り口と優しい笑顔の奥には、芯の強さが隠されていました。僕も以前、仕事のトラブルで弁護士さんに何度か相談に乗って頂いた経験があります。その時の印象はあまりいいものではありませんでした。
でも、将来、また弁護士にお世話になる時が来れば、是非、菊間さんにお願いしたいと強く思いました。それほど魅力溢れた女性です。

2016.07.16アメリカで大成功し、アメリカではイチローの次に有名な「ヨシダソース」の吉田会長のセミナーに参加してきました。
主催者は㈱インターリテラシー杉山大輔社長、司会はフリーアナウンサーで㈱ノートルメルシーの堤信子社長。
そして、メインゲストはアメリカで年商250億円を売り上げているヨシダソースの吉田グループ会長兼CEOの吉田潤喜氏です。蒼々たるメンバーのセミナーでした。参加できて光栄です。
セミナー開始は15:00でしたが、会場がなかなか見つけられずに遅刻してしまいました。虎ノ門ヒルズまでは難なく行けたのですが、そこから地図を見ても会場のビルの位置がわからなかったのです。あちこち探しているとセミナーのスタッフが道案内に来てくれました。

僕だけでなく多くの人が迷っていたようです。そのため開始時間が遅れてしまいましたが、そんなことは全く関係なく、内容は素晴らしいものでした。特にメインゲストの吉田会長の話術にハマってしまいました。無一文で米国に渡って大成功を遂げた男の話は、本当に面白く、時に悲しく、聞き入ってしまいました。
「ポジティブ・リベンジ」「バスを押す姿」など、心に響く言葉の数々は僕の脳裏に深く刻み込まれました。成功者の話を聴くことは、とても参考になり、かつ刺激になります。楽しいひと時を有難うございました。

2016.10.08 東京大学本郷キャンパスで開催された国立大学協会・大学改革シンポジウムに参加した報告です。
テーマは、「大学のイノヴェーションとシンギュラリティ」。
イノベーションとは、まったく新しい発想、革新的な手段・方法(の創造)、新機軸、などの意味。そして、シンギュラリティとは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事とされ、テクノロジーが急速に変化し、それにより甚大な影響がもたらされ、人間の生活が後戻りできないほどに変容してしまうとする未来予測のことです。
なんだかよくわからない?^^; つまりは、今から想像もできない未来社会が待ち受けている。それにどのように対処するべきなのかと言うのがテーマです。一言で言えば、「次世代を担う人を育てる」方法を話し合いましょうということです。

パネリストは、
・鈴木寛 東京大学大学院教授 元文部科学副大臣、
・白川英樹 2000年ノーベル科学賞受賞 筑波大学名誉教授
・Chtistoph Lütge (クリスティアーネ・リュトゲ)ミュンヘン大学教授
・須藤修 教授 東京大学総合教育研究センター長
・宇澤 達(うざわとおる) 名古屋大学教授
・藤田康範教授 慶應義塾大学
そして、司会進行は伊東 乾(けん) 東京大学大学院情報学環准教授 作曲家
錚々たるメンバーでした。
聴講者も、国立大学教授がずらりと並びました。東京大学の学生も一部いたようです。
簡単に各パネリストが、どのような話をしたかをまとめます。
■座長 鈴木寛
・移民とテロ 文理の融合教育
・オックスフォード大学 マイケル・オズボーン教授との対談 20年後になくなる仕事
■白川英樹
・教える教育 教えない教育
■Chtistoph Lütge (クリスティアーネ・リュトゲ)
独におけるグローバルシティズンシップ教育
■須藤修
・社会イノヴェーションと叡智
■宇澤 達(うざわとおる) 名古屋大学教授
・ハーバード発の入試改革
■藤田康範教授 慶應義塾大学
・財政赤字「熟議」のための四則演算
ここからは、柴田の感想です。
それぞれの話は、日本の凝り固まった政府、社会をそのままにしていてはいけない。これからの未来社会で日本が遅れないようにするために改革をしなければいけないという共通点がありました。
5月23日に参加した東京国際フォーラムでの「2020年問題はどうなる?英語教育とアクティブラーニング」でも感じたことですが、一部の改革に前向きな先生たちが動いているのですが、それを上回る現状維持の先生や政府役人によって日本は、どんどん世界から取り残されていくというのが再認識させられてしまいました。
だからこそ、政府に頼らず自ら道を切り拓かなければいけないということです。その中で特に印象に残ったのは、やはり白川英樹先生の言葉です。
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白川教授のお話
「教える教育と教えない教育」
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小中高は、岐阜の山中で育つ 実物で学ぶことで化学の基礎を身に着けた。
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自然豊かな高山で昆虫採集を趣味とし、高校では真空管ラジオの製作や草花にも興味を持った。
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このため、化学か電気工学、農芸化学などを大学で学ぼうと考えた。
そして、重要なのはここからです。
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子供の心を表す言葉である「童心」と言うのは、言い換えれば「好奇心」のことである。
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大人になるにつれ「礼儀」を身に着けていく。それと引き換えに「童心」を失っていく。
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豊かな好奇心を失わないことが大切。深い知性を養う場が大学
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座学だけでなく、経験、体験を積むことが大切である。
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ノーベル賞を受賞した教授ですから、どこかの理研の理事長のように、ふんぞり返っているのかと、あるいは上から目線にお話をされるのかと思っていたのですが、それは見事に覆されました。
心優しいお爺ちゃんという印象です。でも、切り口は鋭かったですね。
「研究者は予算を獲得するために、分厚い報告書を作成する。そんなもの誰が読むのでしょうか?それはアリバイ作りなんです。これだけの仕事をしたので予算を下さいという。予算というのは税金です。納税者にこそ還元しなければいけないのです。予算獲得の手段を変えなければいけない」そういう趣旨のこともお話されていました。知識だけでなく人間力も素晴らしい人物でした。
そういう大人に育てるのは柴田メソッドの目的です。最後に白川先生とツーショットの写真を取らせて頂きたかったのですが、終わってからも教授たちに囲まれていたので、残念ながら声をかけることが出来ませんでした。
インターネットLIVE番組「動画忍者みやみや」
2016年5月8日ゲスト出演させて頂きました。
2017年2月号LEADERS掲載されました。
2017.02.17に一般社団法人・日本あんしん生活協会主催のセミナーで柴田メソッド®のプレゼンをさせて頂きました。
今回は、父親の育児が子供の将来にどんな影響をあたえるのかというお話をさせて頂きました。
そのプレゼンの全てを主催者の比留間会長のご了解を頂きましたので、特別に公開させて頂きます。
約40分の動画となっています。お時間のあるときに、少しずつでも見て頂ければ嬉しいです。
そして、育児に父親の存在が以下に大切なのかを再認識して頂ければ、母親も安心して育児に専念できるでしょう。
2017.08.18に一般社団法人・日本あんしん生活協会主催のセミナーで講演をいたしました。
奥様が、いつまでもお元気だとは限りません。
もし、万が一のことがあれば、あなたが幼い子供の面倒を見なければいけないのです。
今の状況で、おむつを替えることはできますか?
ミルクの作り方は、ご存知ですか?
ミルクやおむつを替えることはできても、子供の心を受け止めることはできますか?
子供の成長に大切なのは、身体ではなく心なのです。それはあなた自身が一番身にしみているのではないですか?
毎晩、帰宅が午前様のように父親不在の家庭で育ちませんでしたか?
育児を母親に丸投げで、子供のことは一切面倒見ない父親に育てられませんでしたか?
あなたが生まれた30年前は、ちょうどバブルが終わった時です。リストラの嵐も吹き荒れました。
そんな時代に生きていた父親は、生活費を稼ぐのが精一杯ではなかったですか?
お父さんと遊びたくても、我慢していませんでしたか?育児には父親の力は、必要不可欠です。
