情報発信室

​柴田悦治ロングインタビュー

Interview Etsuji Shibata

Q.あなたの職業を一言でいうと?

この仕事を一生の仕事にしようと思ったのは、毎年メディアに取り上げられる子殺し事件です。

 

自分のお腹を痛めて産んだ子供を母親自らの手で殺してしまうという痛ましい事件がなくなることを知りません。

 

人を殺すというのは、とても残酷な行為です。その残酷な行為を愛する我が子にしてしまうというのは、母親にとってもとても悲しいことであるはずです。

 

しかし、気がついたら結果的に殺してしまっている。

何故、母親がこんなに苦しんでしまうのか?それをなんとか解決することは出来ないのか?

 

そこから日本の育児を調べ始めたのが切っ掛けです。そうすると何百年、何千年と続けられてきたはずの育児という仕事がマニュアル化されていない現実が見えてきました。

 

江戸時代は、育児というのは男の仕事だったのです。跡継ぎを育てるために父親が子供に様々なことを教えていたのです。

 

しかし、高度成長期に入ると、夫は仕事に出かけ妻は育児・家事・買物に専念して家庭づくりに励む、といった核家族のイメージが広く一般化しました。

 

その時期には男の稼ぎで十分満足した生活が出来たのです。

しかし、不況に入ると男は残業しないと十分な収入を稼ぐことができなくなりました。そうなると家庭の中では妻一人で子育てをしなければいけません。

 

誰にも教わったことのない育児という大変な仕事をたった一人でこなさなければいけなくなったのです。

 

ここに母親の苦難の道が始まったのです。極端な例は、夫の転勤で見知らぬ地に引っ越しを余儀なくされた母子です。

 

育児というのは365日休み無しの仕事です。

 

女性というのは話すことによってストレスを発散できるのですが、知り合いのいない土地、実家も遠いとなれば、毎日言葉の話せない子供と二人過ごすことになります。

 

ストレスを発散する場がないまま毎日を過ごすということになってしまうのです。

夫も子育ての経験がありませんので、妻に相談されても「わからない」としか言えません。

 

解決する手段が見いだせないまま、母親が「子供さえいなければ…」と子供に手をかけてしまうのではないでしょうか?

 

そんな悲劇を少しでも無くしたい。母親の人生と子供の命を救いたい。

 

僕の仕事は、その一言につきますね。

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© 2018 一般社団法人 日本母親支援協会

​​日本赤ちゃん学会 正会員

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