電動アシスト自転車の事故が増加

歩道での注意点は?

 東京新聞   2020/01/14 

便利な電動アシスト自転車が普及する中、「子育て世代がどう自転車と付き合えばいいのか知りたい」との声があがっている。自転車と親子の体重を合わせると重さが100キロを超える場合もあるため、運転を誤れば重大事故の危険性もあります。


 

記者が電動アシスト自転車を体験してみた。

 


座席前後に幼児に見立てた10キロずつのおもりを乗せた電動アシスト自転車を使い、特性や操作のこつを学ぶ。ペダルをこぐとその走りをモーターが補助するため、こぎ始めや上り坂での負担が少ないが、一方で重心が高く倒れやすく、小回りが利かない。

 


斜めになった自転車を支えた際に、腕や脚にかなりの負担がかかる。前後に幼児用座席を付けた自転車本体の重さは30キロ超。5歳児なら体重は平均20キロ近くなる。
 

電動アシスト自転車は販売台数を伸ばす中、事故も増えている。

 

 

警察庁によると、2018年に起きた自転車関連事故は8万5641件と10年前に比べてほぼ半減。しかし電動アシスト関連は2243件と2倍に増えている。死亡事故の割合も高い。



全国で安全教室を開く自転車安全利用コンサルタントの北方真起さん(41)は「購入前に必ず試乗し、親が一人で乗って慣れてから子どもを乗せる。死亡事故の多くが頭部損傷によるもの。必ずヘルメットをかぶせて」と呼び掛ける。

 

車道が原則 歩道は「車道寄りを徐行」がルール



また、道路交通法は車道での安全確保が難しい場合は自転車の歩道通行を認めているが、「車道寄りを徐行するのが決まりです」。

 

自転車を選ぶ際は、一般社団法人自転車協会の安全基準に適合した「BAAマーク」、前後に子どもを乗せるなら「幼児2人同乗認証マーク」が付いているか確認を。北方さんは自転車保険の加入も勧める。

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